2012年4月25日水曜日

TOP50さめうらダム戦。 その3.

TOP50開幕戦でメインに使用したタックルを紹介。

この4本が今大会でのメインタックルとなった。

まずはプラクティスから一番、手応えのあった水面系のアプローチ。
ルアーは↓

「ステルスペッパー70S・ナチュラル」を使った水面でのデッドスローリトリーブ。
さめうらダムの天才級バスも無音プロップ搭載の
「ステルスペッパー70S・ナチュラル」には、かなり反応がよかった。。
ラインテンションを張るアクション(シェイクなど)はすぐに嫌がったため
巻くだけで誘うことができるステルスペッパーの出番だったのだが・・・

試合当日はやはりというか・・・TOP50ならではのフィッシングプレッシャーに
超ショートバイト化してしまった。。(涙)

5発ほど喰わせたのだが、すべてフックオフ・・・。

ラインシステムにも気を使い
メインラインは「スモールゲームPE 0.4」にリーダーは「Vハード 1号」
ともに最強釣り糸「サンライン」
ロッドはこの釣りには間違いなくベストマッチの「TAV-GP70SLP+J」
プレッシャーを考慮し遠投も試みたものの、今回はダメだった。。
プラクティスでは面白いように釣れたのになぁ~~。。
やっぱ、試合となると一筋縄ではいきませんね。。


で、フォローの釣りとなったのがベイトフィネス。
うきゴミやちょっとしたブッシュ撃ちを抑えのパターンとし
初日の2匹と最終日の1匹(26~27センチのキーパー)をキャッチした。

リグは「ゲーリー・マルチスティック3.5」の3.5グラムテキサス。
透明度が高くスローに誘うとバスが逃げてしまう感じだったため
軽めのテキサスでもリアクションバイトを誘発できるよう
ストレートワームを使うことがキモだったように感じた。

タックルは↓

「S-TAV610CLP+J」「KTFアルデバラン」
そしてラインは根擦れに強い「シューター 7LB」
このタックルで初日のビッグフィッシュ
楽勝50オーバーの2200グラムオーバーもキャッチした。

7LBで切れなかったのは、間違いなく
ロッド・リール・ライン・フックといったタックルのトータルバランスのお陰。
この1匹を釣るか?逃すか?
まさに紙一重なランディングだった。


そして

2日目のトップウェイトの立役者は間違いなくこの組み合わせだ↓

「S-TAV70CMHJ」にメタニウム7。
ラインは「FCスナイパー 14LB」にお決まりの「ジョインテッドクロー」
久しぶりに試合でジョイクロで釣ったなぁ~。。

2日目はジョイクロで4~5発喰わせることが出来たが
キャッチに至ったのは2匹。
やはりこの釣りは見返りが大きい分、リスクも高い。
まさにハイリスクハイリターンな釣り。

今回は現場でウェイトを調整しながら釣っていた。

ウェイトボードを少しづつ切ってはジョイクロの「浮き方」をチェックしては
アプローチしていた。(バスが溜まっているところでは、1投しては調整するほど。)

キモはサスペンドからのスーパーデッドスローフローティング。
丁寧にアプローチしなてれば絶対に釣れない釣り方。
春のサスペンドバスにはメチャクチャ効果的なテクニックであり
これまで、幾度と無くJBの試合でも使ってきたオリジナルの釣法。(のはず。。)
デッドスティッキング以上に難易度の高いアプローチだが、ハマれば強烈。

今回は1800グラムと1キロオーバーをこの技でキャッチした。


そしてダメ押しの2匹を釣ったのが↓

新戦力「TAV-GP64SXULJ(ミッドストローリングスペシャル フィネス)」を使った
デッドスローなミドストだった。

中流域の岩盤と橋脚で弱った小魚をイメージしてのミドスト。

透明度がメチャクチャ高かったため
使ったワームは「スーパーシャッドシェイプ3」
ジグヘッドのウェイトは0.9グラム。


小刻みに揺れるフラッシングが、効果的だった。
フラッシングを最大限に活かすための、ちょっとした工夫がこちら↓

ジグヘッドのワームキーパーを潰して、薄皮1枚で刺す、超薄刺しセッティング。
こうすることでロールアクションの振り幅が大きくなり
フラッシングの効果も最大限に発揮されるセット方法。


何年か前に、七色ダムで習得したテクニックだったのだが
ここにきて、活躍する形となった。

そう考えると・・・
七色ダムで生まれ育った山岡計文プロが優勝するべくしてしたのかなぁ~。。
っと今さらながら思ったり・・・。。



兎にも角にも


紙一重の試合展開が多いTOP50シリーズでは
タックル面のサポートというのは僕らトーナメンターにとって、本当に心強いことである。


とくに

豊富なラインナップで一切妥協のない「フェンウィック」
バスをいち早く発見出来る「サイトマスター」
F1マシンのように完璧なまでのセッティングがなされている「KTF」
切れることのないバスのと命綱「サンライン」
快適に釣りに集中できる「ボイル」


どれか一つでも欠けていたら、今回の結果は無かっただろう。。


自分の人生を賭けて戦う真剣勝負の場面で
心の底から信頼出来る優れたタックルをサポートしてもらっていることは
本当に心強い。


今シーズンも最後の最後まで優れたタックル達とシーズンを戦い抜いていこうと思います。